古典を重視しつつも、それをベースに現代曲やジャズ、クラシックといった多ジャンルとのセッションもこなす柔軟なスタイルで演奏活動をしています。古典的な奏法を用いた「新しいけれど古典らしい」アプローチを心がけています。
私自身が剣道や純文学、お寺巡りが好きで、そこで培った精神性を尺八の演奏に反映させ、現代社会に欠けがちな「温故知新」の価値を伝えたいと思っています。尺八の音色を通じて、普遍的な価値観や精神を現代に残したい。簡単にいうと音楽がもつ、流行りに左右されない今も昔も変わらない面白さを多くの人に尺八で味わってもらえたらうれしいです。そして、お家元や芸大に通えなければ尺八を楽しめないのではなく、誰でも気軽に入って来ていただける窓口として尺八講師に力を入れています。
プロフィール
18歳のときに尺八と出会い、その音色の奥深さ、演奏の自由さに魅力を感じてのめり込む。
大学卒業後、演奏活動を続け、施設、病院、サロンなどでの演奏は1000件を超える。 お客さんとの距離を近くをモットーにカフェやバーでの演奏は年間20件以上。ホールでの演奏も多数。
また講師としてこれまで30名以上をレッスンし、初心者から師範資格を持つベテランまで丁寧な指導により好評を得る。
2019年四国八十八ヶ所を尺八による托鉢のみで徒歩野宿で結願。それをきっかけにお寺での演奏やワークショップ、ヨガや写経との共催ワークショップ、吹禅体験などにも力を入れている。
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