なぜ対面の生徒は来るのに、オンラインでは来ないのか?
口コミで生徒が集まる――これは多くの音楽講師が経験する「理想的な形」です。あなたの人柄やレッスンの質を評価してくれた生徒が、新しい生徒を連れてきてくれる。対面教室では、それが自然に起きています。
でも、オンラインになるとどうでしょうか?
「なぜか体験レッスンまでたどり着かない」
「体験してくれても、その後の継続につながらない」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、これらはあなただけの悩みではありません。多くの音楽講師が直面している、「オンラインの壁」なのです。

対面とオンライン、最大の違いとは?
それは、信頼の生まれ方です。
対面では、教室の雰囲気、あなたの笑顔、ちょっとした会話――こうしたものが「安心感」や「信頼感」を生み出します。
でもオンラインでは、画面越しの情報しかありません。顔も声も伝わりますが、「人柄」や「温度感」が伝わりづらいのです。
その結果、
- 比較されやすい(価格やスキルの見た目)
- 無料体験だけ受けて終わる
- なかなか「この先生にお願いしたい」とは思われない
そんな事態が起きてしまいます。
集客に必要なのは「認知」ではなく「選ばれる理由」
多くの先生が「もっとSNSで発信しなきゃ」「広告を出してみようかな」と考えます。確かにそれも大切。でも、発信=集客ではありません。
一番重要なのは、
「この先生に教わりたい」と思ってもらえる理由があるかどうか
です。
そしてそれは、「演奏動画」や「資格」だけではありません。
大切なのは、
- 自分の人柄や想いを伝えること
- 生徒が「自分でもできそう」と思える工夫
- 教える内容よりも「どんな未来が待っているか」を伝えること
これらを意識することで、「共感」や「安心感」が生まれ、「この先生にお願いしたい」と思ってもらえるようになります。
体験レッスンが続かない本当の理由
体験レッスンの目的は、契約を取ることではなく、信頼を得ることです。
でも、こんなことしていませんか?
- 「今日はこの曲を弾いてみましょう」といきなり実技
- 「こんなふうに上達できますよ」と説明しすぎる
- 体験後に「どうですか?始めますか?」と営業トーク
どれも悪くはないのですが、体験レッスンで最も大切なのは、生徒さんが「この先生とならやれそう」と思えるかです。
そのためには、
- まず「聴くこと」
- 生徒さんの不安を汲み取ること
- 小さな「できた!」を体感させること
- 教室の雰囲気やあなたのスタンスを知ってもらうこと
が必要です。

営業しなくても「この先生に教わりたい」と言われる講師になるには?
営業が苦手。押し売りしたくない。
そんなふうに感じているなら、無理に売り込まなくても生徒が集まる仕組みをつくる必要があります。
ここで大切なのが「導線設計」と「価値提供の順番」です。
①「出会い」から「信頼」までの設計をする
Instagramやブログで「誰に向けて」「何を届けるのか」が明確であること。
例えば、
- 「大人になってからピアノを始めたい初心者向け」
- 「以前挫折した人がもう一度挑戦できる教室」
- 「海外在住者や地方在住者も気軽に受けられるレッスン」
こうした「特定の誰か」に向けた発信が共感を呼びます。
②「体験前」に信頼が芽生えている状態をつくる
例えばLINEで配信する無料ミニ講座、3日間メール講座、演奏よりもあなたの想いや教室の空気が伝わる動画など。
「体験前からすでに信頼している」という状態が理想です。
③体験後は「提案」ではなく「確認」
体験の最後に「今日のレッスンどうでしたか?」と聞くだけで十分です。
その反応で「ぜひ続けたい」という声が出れば、それが一番自然な営業になります。
営業が苦手でも大丈夫。選ばれる講師になるために——haon音楽講師アカデミーで学べること
もし、ここまで読んで「自分には営業なんてできない」「SNSも苦手」「でも本当はもっとレッスンを届けたい」と思った方がいたら、ご安心ください。あなたがその悩みを持っているのは、ごく自然なことですし、あなたの音楽の力が足りないからではありません。
「教える力」はあるのに、「届ける力」や「伝える力」が育つ場所がなかっただけなんです。
haon音楽講師アカデミーは、そんなあなたのための学びの場です。以下のようなことを、体系的に・実践的に・温かく学べます。
1. オンライン時代の「選ばれる講師」になるブランディング術
- 自分らしさを言語化する「自己紹介ワーク」
- 応募につながるプロフィール写真と肩書きの作り方
- あなたの経験が“価値”になるストーリーブランディング
2. 営業トークなしで「申し込みたい」と思わせる体験レッスン設計
- 初回体験で心をつかむレッスン構成(黄金の45分)
- 継続率を高めるステップフォロー術
- 価格や回数の伝え方のコツ(値引きせずに納得される伝え方)
3. オンラインならではの集客動線の作り方
- SNSが苦手な人でもできる「ブログ型集客」
- LINE公式アカウントで信頼関係を築くメッセージ術
- 「体験だけで終わる」を防ぐ、申し込みまでの流れの設計
4. パソコンが苦手でも安心のステップ
- Zoomや録画ツールの基本操作
- オンライン決済や予約システムの導入方法
- サポート体制があるから、途中で挫折しない
5. 収入につなげる現実的なスケジュールと目標設計
- 週1レッスンから始めてOK!小さく始めて育てる方法
- 子育てや介護と両立できる働き方の見直し
- 半年後に「生徒が1人以上いる状態」まで導く伴走型サポート
あなたがもし、今「このままでいいのかな」「でも何をどう変えたらいいか分からない」と感じているなら、それは「スタートラインに立っている証拠」です。
haon音楽講師アカデミーは、売上やフォロワー数ではなく、
「一人ひとりの生徒との信頼関係」や
「あなたらしい音楽講師としての幸せな働き方」を大切にしています。
講師同士のつながりや情報交換もあり、「一人じゃない」と感じながら学べる環境がここにあります。
「営業が苦手」も「SNSが苦手」も、始めるのに遅すぎることはありません。
あなたの音楽を、必要としている人に届けるために。
一歩踏み出してみませんか?